Denise Dignam

Denise Dignam

アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ担当社長

ビジネスに精通した化学エンジニアであるDeniseは、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ(APM)ビジネスにおいて、顧客中心のマーケットバック方式でイノベーションを推進し、顧客のニーズとChemours(ケマーズ)の卓越した技術開発力をマッチングさせて、社会の発展に貢献する本質的なソリューションを実現しています。

 

Q:化学エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか。

A:私は昔から数学や科学は得意だったのですが、それで何をしたらいいかはわかっていませんでした。ある日、ドレクセル大学が化学工学のオープンハウスを開催しました。私がSTEM(科学・技術・工学・数学)関連科目が好きであることを知っていた父から「お前は優秀なエンジニアになれると思うから、一度行ってみたらどうだ」と勧められました。化学系エンジニアになろうと思ったことはありませんでしたが、化学を具体化するためのプロセスや構成要素を解き明かすことには、以前から興味を持っていました。新たな発見は、私は科学が好きですが、それ以上に人と協力して問題を解決することが好きだということが分かったことです。

Q:ご両親があなたのキャリア選択に影響を与えたのですね。そのことについてもう少し教えてください。

A:私が大家族で育ったため、幼い頃から勤労を尊ぶ労働観が自然に身につきました。父が3つか4つの仕事を同時にこなし、母もパートタイムの仕事をしながら私たちを育てているのを見て育ったのです。私たちも何か仕事をすることが期待されていました。子どもの頃は地元のパン屋さんで働いたり、オフィスクリーニングサービスで働いたりしたものです。両親は手本となり、勤勉であることが重要で、自分で手を動かすことに勝るものはないと教えてくれました。

Q:そして現在、あなたはアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ(APM)事業のリーダーになりました。あなたのリーダーシップスタイルについて教えてください。

A:幸い、私はこの業界で極めて多様なキャリアを積んでいます。運営から技術、リーダーシップに至るまで、私は実際に経験してビジネスを360度の視点で考える機会を得ました。この経験が私の視野を大いに広げてくれたおかげで、事業のあらゆるレベルのチームメンバーと良好な関係を築くことができています。また、効果的なリーダーであるためには、必ず包摂的である必要があることも学びました。私はこの組織で才能ある人々と一緒に仕事をするのがとても好きです。彼らの専門知識を活用し、すべてをまとめ上げて完成させることが、自分の仕事の中で一番気に入っている部分です。

Q:アドバンスト パフォーマンス マテリアルズの今後の展開について、どのような点に期待していますか。

A:APM分野の現在と未来について最も期待していることは、当社のソリューションのコネクティビティおよび多くの新技術において当社の製品が重要な役割を果たすことです。私たちの世界は変化しており、テクノロジーはかつてないほど速く進化しているので、長期成長傾向については疑う余地がありません。当社のふっ素樹脂は、5G、再生可能エネルギー、電気自動車に不可欠な成分です。お客様と協力して、こうした技術を可能にするだけでなく、広く利用できるようにするという機会にとてもわくわくしています。

Q:Chemours(ケマーズ)で働く理由を教えてください。

A:私は、Chemours(ケマーズ)が分社化して独立した当時もここで働いていました。一夜にして起こったような、とてもクールな文化的変容を目の当たりにする特別な経験でした。会社を形成するために経営陣が当初から取り入れた透明性、親しみやすさ、価値観を重視したアプローチは、私にはとても自然に感じられましたし、新しい始まりに参加できたことをとてもうれしく思いました。私はとても率直な性格で、課題に対してもチャンスに対しても正面から取り組みたいと思っていますから、これは何かすごいことに参加できる特別なチャンスにちがいないと思いました。コミットメントが行動に結びつき、進展していくのを見て、「よし、これならいける」と思いました。今日までずっと、この会社の一員であることを誇りに思い、感謝の気持ちを抱いています。

Q:あなたのことで、あまり知られていないことは何かありますか。

A:私は女性の社会的地位向上と、その一環として女性が仕事で成功できる環境を整えることにとてつもない情熱を注いでいます。これまでのキャリアの中で、社会における女性の役割について時代遅れの考えが根強く残っていることを知って驚いたものです。このパラダイムを変えていくための発想を促してくれるのは、私の4人の娘たちです。娘たちには教育を受け、情報を得て、大胆に野心を持ち、同じ戦いに挑んでいる他の人たちを支援する人間になってほしいと思っています。

 

略歴

化学エンジニアであるDenise Dignamは化学業界で30年を超える経験があり、Chemours(ケマーズ)のアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ事業(以前のふっ素樹脂)を率いています。

Deniseは、Chemours(ケマーズ)が分社化されてから商品化、販売、マーケティング、戦略、サプライチェーン、運用を含む複数の分野で直接的な経験を十分に積んだ実績のあるリーダーです。

その前は、フロロプロダクツ事業担当バイスプレジデントとしてChemours(ケマーズ)の製造部門構造改革を指揮し、ふっ素樹脂の北米担当ビジネスリーダー、Nafion™(ナフィオン™)およびKrytox™(クライトックス™)のポートフォリオのグローバルビジネスリーダーを務めました。

Deniseは、ペンシルベニア州フィラデルフィアのドレクセル大学で化学工学の学士号を取得しています。