Denise Dignam

Denise M. Dignam

社長兼CEO

取締役 現職:2024年より

Dignamはグローバルな化学セクターの確固たるリーダーであり、オペレーショナルエクセレンスと変革におけるリーダーシップに関して優れた実績を有しています。Chemours(ケマーズ)における同氏のキャリアは上場時にさかのぼります。それ以前は7年以上にわたりデュポンに勤務し、製品各部門を監督するエグゼクティブリーダーの役職を歴任しました。Chemours(ケマーズ)では、価値創造を加速させる成長機会のある製品ポートフォリオに再注目し、その強化に努めてきました。 

当社CEO就任以前はChemours(ケマーズ)チタニウム テクノロジー(TT)およびアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ(APM)の各セグメントを率いており、2023年には両部門合わせて当社純売上高の68%を生み出しました。また、当社入社以来、大幅な業務削減、顧客価値への取り組みおよび製造工程全体にわたるリソース活用の強化を通じてビジネスの変革を推進してきました。同氏は、当社の事業戦略、業務運営、重要人材および持続可能性への取り組みについて、取締役会に貴重な視点をもたらしています。 

Dignamはドレクセル大学で化学工学の学士号を取得しています。

主なスキルと経験: 

  • 化学工業:化学セクターにおいて35年以上の豊富な経験を有し、業務運営、セールスおよびマーケティング、商品化、グローバルサプライチェーン管理などさまざまな重要部門でシニアリーダーの役職を歴任しました。 
  • 戦略計画の策定:企業戦略の策定において優れた洞察力を発揮して、当社最大の事業セグメントを統括しました。また、APMセグメントのプレジデントとして製品ラインナップの再構築を果たし、グローバル市場への浸透力を拡大するとともに、クリーンエネルギーと先端エレクトロニクス各事業ラインの開発を通じて、お客様の優先課題への対応と成長の加速に努め、また収益性改善に向けて業務の効率化を推進しました。  
  • 物流とサプライチェーン:デュポンおよび当社において、リーダーの役職を通じてグローバルサプライチェーン管理およびフロロプロダクツ部門の業務を監督し、複雑な多国籍業務、サプライチェーンおよび物流のマネジメントに関する豊富な経験を蓄積しました。

主な経歴: 

  • The Chemours Company(ケマーズ)
    • 社長兼CEO(2024年~)
    • チタニウム テクノロジー プレジデント(2023~2024年)
    • アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ プレジデント(2021~2023年)
    • フロロプロダクツ部門グローバルオペレーション担当バイスプレジデント(2019~2021年)
    • フロロポリマー部門グローバルシニアビジネスディレクター(2016~2019年)
    • フロロポリマー部門北米ビジネスディレクター(2015~2016年)
  • デュポン
    • フロロプロダクツ部門グローバルサプライチェーンディレクター(2013~2014年)
    • 硫黄製品部門グローバルビジネスマネージャー(2009~2013年)
    • クリーンテクノロジー部門グローバルセールスマネージャー(2007~2009年)

その他の公開会社の取締役: 

  • Kulicke & Soffa Industries, Inc.(2023年~)

民間企業の取締役およびその他の組織: 

  • American Chemistry Council(2024年~)
  • National Mining Association(2023年~)
  • Society of Chemical Industry America(2024年~)
  • 米国商工会議所(2022~2023年)

Q:化学エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか。

A:私は昔から数学や科学は得意だったのですが、それで何をしたらいいかはわかっていませんでした。ある日、ドレクセル大学が化学工学のオープンハウスを開催しました。私がSTEM(科学・技術・工学・数学)関連科目が好きであることを知っていた父から「お前は優秀なエンジニアになれると思うから、一度行ってみたらどうだ」と勧められました。化学系エンジニアになろうと思ったことはありませんでしたが、化学を具体化するためのプロセスや構成要素を解き明かすという考えは、常に私を魅了してきたものでした。新たな発見は、私は科学が好きですが、それ以上に人と協力して問題を解決することが好きだということがわかったことです。

Q:ご両親があなたのキャリア選択に影響を与えたのですね。そのことについてもう少し教えてください。

A:私は大家族で育ったため、幼い頃から勤労を尊ぶ労働観が自然に身につきました。父が3つか4つの仕事を同時にこなし、母もパートタイムの仕事をしながら私たちを育てているのを見て育ったのです。私たちも何か仕事をすることが期待されていました。子どもの頃は地元のパン屋で働いたり、オフィスクリーニングサービスで働いたりしたものです。両親は手本となり、勤勉であることが重要で、自分で手を動かすことに勝るものはないと教えてくれました。 

Q:Chemours(ケマーズ)で働く理由を教えてください。

A:私は、Chemours(ケマーズ)が分社化して独立した当時もここで働いていました。一夜にして起こったような、とてもクールな文化的変容を目の当たりにする特別な経験でした。会社を形成するために経営陣が当初から取り入れた透明性、親しみやすさ、価値観を重視したアプローチは、私にはとても自然に感じられましたし、新しい始まりに参加できたことをとてもうれしく思いました。私はとても率直な性格で、課題に対してもチャンスに対しても正面から取り組みたいと思っていますから、これは何かすごいことに参加できる特別なチャンスにちがいないと思いました。コミットメントが行動に結びつき、進展していくのを見て、「よし、これならいける」と思いました。今日までずっと、この会社の一員であることを誇りに思い、感謝の気持ちを抱いています。

Q:あなたのことで、あまり知られていないことは何かありますか。

A:私は女性の社会的地位向上と、その一環として女性が仕事で成功できる環境を整えることにとてつもない情熱を注いでいます。これまでのキャリアの中で、社会における女性の役割について時代遅れの考えが根強く残っていることを知って驚いたものです。このパラダイムを変えていくための発想を促してくれるのは、私の4人の娘たちです。娘たちには教育を受け、情報を得て、大胆に野心を持ち、同じ戦いに挑んでいる他の人たちを支援する人間になってほしいと思っています。