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持続可能性の向上を目指す歩みにおける推進力と進歩

2023年版レポートのダウンロード

より持続可能な未来に向かっての前進

ビジョンによる触発。当社の価値観を基盤として構築。協力して達成。

私たちが行うことすべてに勝るコミットメント

私たちの社員にとって、責任ある行動は第二の天性です。それは、各拠点における生物多様性の管理、安全性にこだわる文化の醸成、製品用途の新しい機会の開発など、Chemours（ケマーズ）のビジネスプロセスとビジネス機能のすべてに組み込まれています。私たちは、環境・社会・ガバナンス（ESG）課題の優先順位付けなどを行うツールや、持続可能性の取り組みを管理する明確なフレームワークを活用していますが、Chemours（ケマーズ）における持続可能性の概念は幅広くかつ包括的であり、それが私たちの組織の特徴にもなっています。

私たちの価値観

責任ある化学の原則を追求する、他と一線を画す化学会社になるという私たちの意欲は、私たちが共有する価値観に組み込まれています。この5つの価値観は、社員として、また企業として、私たちが行うすべての活動の倫理的基盤であり、企業責任コミットメントに反映しています。

 ビジョンによる触発。当社の価値観を基盤として構築。協力して達成。

私たちの理念

責任ある化学を推進するコミットメントの形成を助けてきたのは、私たちの価値観から生まれた基本理念です。この基本理念は、私たちのCRC目標を発展させる基盤となり、責任を持って会社を成長させるための継続的かつ集中的な取り組みにも反映されています。

企業責任コミットメントのリソース

  • 私たちは、すべての始まりは我々自身だと考えています。

    当社の価値観は、協力して行動を起こし、企業責任コミットメントを果たす際の指針になります。私たちは、社員、ビジネスパートナー、そして事業を展開する地域社会の安全と良好な関係を守るために、人材、設備、プロセスに投資しています。

  • 私たちは優秀な人材にひらめきを与えます。

    私たちは、Chemours（ケマーズ）の優秀な人材に独創的なアイデアや新たな視点を提供してもらうことにより、普通とは異なる考え方を取り入れて現状を打破するよう努めており、多様性に富み包摂的でやりがいのある職場で、社員の成長を奨励しています。

  • 私たちはバリューチェーンを管理しています。

    私たちは、化学企業の事業のあり方についての基準を設定しており、バリューチェーンに合わせて企業責任コミットメントを進める中で、サプライヤー、ベンダー、顧客にも参加を呼びかけ、共に取り組んでいきます。

  • 私たちは共に変化するようパートナーに連携を促します。

    私たちは、地域社会、業界のリーダー、そして私たちの製品を利用する人々と連携して積極的に持続可能性に貢献し、持続可能な開発を大規模に進めます。

  • 私たちは高い基準を保ちます。

    私たちは、要求されたことだけではなく、正しいことを行うために献身的に取り組みます。私たちは、継続的な改善に努め、自分たちのやり方をステークホルダーと率直に共有します。

  • 私たちは責任を最重視して事業に当たります。

    責任ある成長を遂げるため、環境、社会、経済への配慮を、私たちの意思決定と取り組みの中心に据えます。

課題のアセスメントとステークホルダーへの継続的な情報提供

私たちはESG課題のアセスメントを通じて、持続可能性を追求するために欠かせないさまざまな課題を追跡し、ステークホルダーが自分たちにとって最も重要な課題を常に把握できるようにしています。2023年の課題の優先順位表では、当社のステークホルダーやChemours（ケマーズ）にとって最も重要なもしくは不可欠なESG課題を明らかにしています。

当初からのこだわり

Two people with shovels digging into dirt

意欲的なCRC（企業責任コミットメント）目標を発表

2017年、私たちは持続可能性というレンズを通して今後の成長について検討するところから、持続可能性の追求を始めました。そして1年後に「意欲的な目標」を発表しました。これらの目標は企業としての私たちの行動を定義しており、一人ひとりがより良い未来を築くために必要なものです。2030年までにCRC（企業責任コミットメント）目標を達成するための道のりの各段階を共有することも求められます。

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Scientist looking over samples

国連の持続可能な開発目標との連携

私たちは、自分たちの歩みが世界が最も必要としているものであることを確認するために、国連の持続可能な開発目標（UN SDGs）と密接に連携する目標を設定しました。すべてのUN SDGsに取り組むことはできませんが、私たちが最も大きな変化をもたらすことができる「安全な水とトイレを世界中に」、「つくる責任・つかう責任」、「気候変動に具体的な対策を」に特に焦点を合わせています。私たちは残りの目標についても、さまざまなレベルで貢献しています。

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Two employees talking in the office

国連グローバル・コンパクトへの署名

私たちは、2018年から国連グローバル・コンパクト（UNGC）に参加しています。私たちは、人権、児童労働と強制労働、環境、汚職防止に関するUNGCの10原則の実施に向けた進捗状況を伝え、より広範な国連目標に対応するために行動することを約束しました。

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a group of people talking in the lobby of an office

レポートによる透明性

透明性は私たちの取り組みの中心であるため、Chemours（ケマーズ）は報告にグローバルレポーティングイニシアティブ（GRI）スタンダードのフレームワークを使用し、当社にとって最も重要な一般的および具体的な企業責任活動を開示するようにしています。また、化学業界の標準的な会計指標と持続可能性指標を提供する米国サステナビリティ会計基準審議会（Sustainability Accounting Standards Board：SASB）のフレームワークも報告に使用し、CDP（カーボンディスクロージャープロジェクト）に提出して、気候に関する管理アプローチの有効性を独自に評価しています。

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パートナーシップと功績の評価・表彰

私たちは自分たちの進歩を誇りに思っていますが、外部組織に進展を認められることもまた、大変喜ばしいことです。昨年は、CRC（企業責任コミットメント）の目標全般に向けた取り組みがさまざまな団体から評価されました。また、既存のパートナーシップをさらに深めました。以下に一部をご紹介します。