私たちの基盤は安全性です

責任ある酸化チタン製造のグローバルリーダー。

米国テネシー州ニュージョンソンビル

地域社会の安全性を高め、業務効率を向上させ、環境フットプリントを低減する技術に投資しています。

1958年にテネシー州ニュージョンソンビルに開設されたChemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場は、天然鉱物である酸化チタン(TiO2)を生産する世界最大級の工場です。酸化チタンは塗料、プラスチック、インク、紙などに優れた不透明性と明るい白色を提供する白色顔料として使用されます。当社はハンフリーズ郡、ベントン郡とその周辺地域から約900名の社員と請負業者を雇用しています。

ケンタッキー湖の東側に位置するChemours(ケマーズ)の敷地は約6 km2で、そのうち製造のために使用しているのは約0.8 km2です。残りの土地は未開発で、シカ、シチメンチョウ、様々な種類のバスやナマズ、ハクトウワシ、ミサゴなど、現地の野生動物が生息しています。ジョンソンビル州立歴史公園に隣接しており、米国森林局と密接に協力して土地管理や野生生物の生息地に関する取り組みを行っています。

製品紹介

ジョンソンビル工場では、世界の主な市場や地域の顧客に向けて、様々なグレードのTi-Pure™(タイピュア™)TiO2を製造しています。当社の製品は保存、保護、美化に欠かせないものであり、基本的なニーズである食べ物と住居を供給する際の重要な原料です。当社のプラスチック顔料グレードの多くは衛生フィルムに使用されており、第一線で活躍する医療従事者の安全を守っています。プラスチックフィルムや包装容器は生鮮食品をより長く保存するために農業分野でも広く使用されており、食料供給の最適化に欠かせません。

生産量の増加に伴い、ジョンソンビル工場は排出物を大幅に削減し、2013年にはテネシー州労働安全衛生局(Occupational Safety and Health Administration:OSHA)の知事賞(安全実績部門)を受賞しました。

地域社会と教育

Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場は地域の優良企業としての長い歴史を持ち、地元の学校やナッシュビルステートコミュニティカレッジ(Nashville State Community College:NSCC)との強力なコミュニティパートナーシップを育んできました。パンデミック中に学校が再開された際、Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)支援金として25,000米ドルを提供し、ハンフリーズ郡の学校がソーシャルディスタンスを確保するのが難しい場所で安全対策を強化できるようにしました。

2014年、当社はNSCCと提携し、工業プロセス制御技術とメンテナンス技術の準学士課程カリキュラムの一環として実習プログラムを作成しました。Chemours(ケマーズ)は教室での授業やオンライン学習について意見を述べただけではなく、授業料を支払う学生の助けとなる実習の機会も提供しています。このプログラムはテネシー州全体のベストプラクティスに認定されています。

同工場とその社員は、United Way of Humphreys County(ハンフリーズ郡ユナイテッドウェイ)への最大の寄付者であり、テネシー州全体でも最大級の寄付者であることを誇りに思っています。2018年秋には操業60周年を迎え、ハンフリーズ郡で最大の民間雇用者となりました。

Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場は地域社会に広く関心を持ち続けています。2017年以降、ハンフリーズとその周辺の郡の学校、奨学金、地域イベント、機関で150件以上の後援を行ってきました。ボーイスカウト活動、地元のスポーツ、州立公園のイベントなど、地域に根ざした組織やイベントを継続的に後援・支援しています。

安全・健康・環境へのコミットメント

2015年の設立以来、Chemours(ケマーズ)は「安全性へのこだわり」と「揺るぎない健全性」を会社全体の基盤となる価値観として掲げています。2018年、当社はこの基盤の上に、人、安全、健康、環境を網羅する10項目の意欲的な企業責任達成目標を導入しました。これらの目標はChemours(ケマーズ)の戦略、文化、日常業務の一部となっています。例えば、埋立量原単位の70%削減、温室効果ガス排出原単位の60%削減、2050年までにカーボンポジティブになると約束する業界唯一の企業であることなどがあります。

Chemours(ケマーズ)の製造施設は、米国化学工業協会のレスポンシブルケアマネジメントシステム、国際標準化機構のISO 14001環境マネジメントシステムの認証を受けています。認証を取得するには、健康、安全、セキュリティ、環境に関する統合的な管理方針と実践について、詳細な独立審査を受ける必要があります。当社は業務効率と安全性の向上に継続的に取り組むとともに、環境フットプリントの低減にも真摯に取り組んでいます。

Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場は1997年以降、OSHAによる自主的保護プログラム(Voluntary Protection Programs:VPP)の「スター」施設に認定されています。これは労使が職場で協力関係を築き、包括的な安全衛生管理システムを取り入れている企業を公認するものです。

当工場には、危険物の取り扱いや廃棄に関する訓練を受けた専門家で構成される化学緊急対応チームが常駐しています。チームは地元の警察官、消防士、その他の緊急対応要員と一緒に訓練を行い、Chemours(ケマーズ)施設内での緊急事態に対応します。

当社はHumphreys County Local Emergency Planning Committee(ハンフリーズ郡地域緊急計画委員会)のメンバーでもあります。これは地元の産業界、市や郡の政府機関、州や地域の法執行機関、緊急対応組織の指導的代表者が参加する協調的取り組みです。2019年秋、Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場はハンフリーズ郡危機管理局に救助器具購入用の13,000米ドルを寄付しました。

ニュースリリース

2022年10月7日:実習生がCommunity Advisory Panel(コミュニティ諮問協議会)のミーティングに出席

2022年10月4日:Chemours(ケマーズ)、Nashville Rescue Mission(ナッシュビルホームレス支援施設)とジョンソンビル州立公園に寄付

2022年7月13日:Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場の社員が洪水後の再建を支援

2022年5月4日:Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場、野生生息地認証を取得

2022年5月4日:ジョンソンビル工場、LD Patrick Contractorsのサービスを表彰

2022年4月27日:Chemours(ケマーズ)、Humphreys County Arts Council(ハンフリーズ郡芸術協議会)に寄付

2022年4月13日:テネシー川を美しく保つ活動に社員ボランティアが参加

2022年1月5日:Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場の社員が50年の勤務を終えて引退

2021年11月24日:ジョンソンビル工場でChemFestを発表

2021年6月2日:Chemours(ケマーズ)ジョンソンビル工場、一般公開を実施

2021年5月12日:Chemours(ケマーズ)、ナッシュビルステートに寄付

2021年1月8日:テネシー川を美しく保つボランティアデー

2020年11月16日:ジョンソンビル州立歴史公園清掃デー

2020年8月4日:Chemours(ケマーズ)、ハンフリーズ郡の学校にCOVID-19支援金を提供

2020年7月30日:VPPの「スター」施設認定の2年間延長を知らせるテネシー州OSHAからの書簡

2020年7月1日:Chemours(ケマーズ)、ウェイバリー市の花火を後援

2020年5月6日:テネシー州環境保護局(Tennessee Department of Environment and Conservation:TDEC)による埋立地拡大に関する公聴会のお知らせ

2020年3月18日:許可申請の公示

2020年3月18日:ウェイバリーでの実習登録デー

2020年3月11日:Chemours(ケマーズ)、テネシーリバークラシック野球大会を後援

2019年12月18日:ニュージョンソンビルのChemours(ケマーズ)、冬物衣料の寄付会を実施

2019年11月20日:Chemours(ケマーズ)、ハンフリーズ郡危機管理局に13,000米ドルを寄付

2019年10月30日:Chemours(ケマーズ)、ジョンソンビル州立歴史公園の南北戦争記念イベントを後援

2019年8月21日:2019〜2020年ナッシュビルステートコミュニティカレッジ理事会の発表。退職した元工場長Greg Martz、理事に就任

2019年8月21日:Chemours(ケマーズ)、カブスカウト第575隊によるルリツグミの家プロジェクトを後援