Chemours(ケマーズ)、温室効果ガス排出量ネットゼロの意欲的な目標を発表

Chemours(ケマーズ)、2030年の気候目標を相対目標から絶対目標に変更して改善
Sheryl Telford、Chemours(ケマーズ)の持続可能性の取り組みを率いる最高サステナビリティ責任者(CSO)に就任

米国デラウェア州ウィルミントン、2021年4月15日/PRNewswire/ -- チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ、特殊化学品事業の各分野で市場をリードする世界的な化学企業であるThe Chemours Company(ケマーズ)(NYSE:CC)は本日、2050年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにするという意欲的な目標を発表しました。  Chemours(ケマーズ)は、事業活動に伴う温室効果ガスの絶対排出量を2030年までに60%削減し、2050年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにすることを目指しています。また、Sheryl Telfordが最高サステナビリティ責任者(CSO)に就任し、持続可能性への徹底した取り組みを指揮すると発表しました。

Chemours(ケマーズ)のCEOであるMark Vergnanoはこう述べています。「Chemours(ケマーズ)のような企業には、より持続可能な未来の構築に貢献できるチャンスがあります。温室効果ガス排出量のより意欲的な目標は、当社の他の企業責任コミットメントとともに、責任を持って持続的にビジネスを成長させるという当社の戦略を反映したものです。ビジネスにとっても地球にとっても望ましいことなのです」

Chemours(ケマーズ)は、事業活動からの直接排出量(スコープ1)と、電気その他のエネルギー源からの間接排出量(スコープ2)に対して、全体的なアプローチで取り組んでいます。スコープ1の排出量については、製造拠点における排出量抑制技術の強化を継続するとともに、事業全体のエネルギー効率向上を推進して、温室効果ガス排出量とエネルギー使用量を削減します。Chemours(ケマーズ)はスコープ2の排出量に対処するため、再生可能な資源から生成される電力その他のエネルギー量を増やします。

また、バリューチェーンからの間接排出量(スコープ3)に関する目標も策定中であり、後日発表する予定です。温室効果ガス排出量をネットゼロにするには、官民が大規模に協力して技術イノベーションを実現し、より環境に優しい経済への移行を可能にして動機付けを行う政策を実施する必要があります。

Chemours(ケマーズ)は、気候変動対策に役立つさまざまな製品を提供しています。たとえば、モバイル用途でも据置用途でも使用されている低地球温暖化係数(GWP)冷媒であるOpteonTM(オプテオン™)や、排ガス規制、エネルギー効率、自動車の電動化に関して不可欠なTeflonTM(テフロン™)フッ素樹脂などです。また、Ti-Pure™酸化チタンは、太陽光発電のバックシートや電子機器の反射フィルムなどの用途で、電気エネルギーや太陽エネルギーを最大限に利用するための高反射表面を実現し、屋根の膜や保護フィルムなどのエネルギー消費を効率的に削減するために表面を冷やすことができます。Chemours(ケマーズ)の別の製品、NafionTM(ナフィオン™)イオン交換膜は水素経済の中心的存在です。Nafion™(ナフィオン™)は、電気分解によるスケーラブルな水素製造を実現し、水素を燃料源として使用する大型輸送機関、乗用車、マテリアルハンドリングを可能にします。Chemours(ケマーズ)は、自社の事業活動による影響を軽減して役割を果たすだけでなく、企業や政府がそれぞれの役割を果たすために役立つ製品を提供します。

Sheryl Telford、最高サステナビリティ責任者(CSO)に就任

Chemours(ケマーズ)は本日、新たに設置した最高サステナビリティ責任者(CSO)にSheryl Telfordが就任したことを発表しました。「SherylはChemours(ケマーズ)による持続可能性の取り組みの中心的存在であり、彼女を最高サステナビリティ責任者(CSO)に迎えることができてうれしく思っています。事業活動のあらゆる側面に持続可能性を組み込み、Chemours(ケマーズ)の文化に欠かせない一部にするための取り組みをリードしてくれるでしょう」と、Vergnanoは述べています。

業界の専門家で、尊敬と信頼を集めるSheryl Telfordは、政府、公益事業、化学分野の環境・安全・健康分野で30年以上の経験があります2015年のChemours(ケマーズ)設立時にEHS・修復担当ディレクターとして入社し、2018年に環境・健康・安全・企業責任担当バイスプレジデントに就任しました。  

また、Sheryl Telfordは今回の新たな職務で、外部の専門家、企業、業界、組織との戦略的な協力関係やパートナーシップを確立し、Chemours(ケマーズ)の持続可能性への取り組みを推進するとともに、科学的根拠に基づく持続可能な政策や規制を提唱する際の中心的な役割を果たします。

The Chemours Company(ケマーズ)について

The Chemours Company(「Chemours(ケマーズ)」または「当社」)(NYSE:CC)は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ、特殊化学品事業分野のグローバルリーダーであり、市場を特徴づける製品、用途の専門知識、化学を基盤としたイノベーションを通じて、幅広い業界の顧客企業にソリューションを提供しています。コーティング剤、プラスチック、冷凍冷蔵機器、エアコン、輸送、半導体、家電製品、一般的な工業製品、鉱業、石油・ガスなどの市場向けに、幅広い工業化学製品、特殊化学製品によるカスタマイズソリューションを提供しています。  主な製品には、Ti-Pure™(タイピュア™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Nafion™(ナフィオン™)、Krytox™(クライトックス™)、Teflon™(テフロン™)、Viton™(バイトン™)などの有名ブランドがあります。2019年、Chemours(ケマーズ)はニューズウィーク誌の「アメリカの最も責任ある企業」に選出されました。Chemours(ケマーズ)は、およそ6,500人の社員と30の製造拠点を擁し、約120カ国で約3,300社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。

詳細については、chemours.comをご覧いただくか、Twitterの@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。 

将来見通しに関する記述 

本プレスリリースには、米国1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条に規定される意味における、リスクおよび不確実性を伴う将来見通しに関する記述が含まれています。将来見通しに関する記述は、特定の仮定に基づく将来の事象に関する現時点での予想であり、過去または現在の事実に直接関係していない記述を含んでいます。「信じる」、「期待する」、「するだろう」、「予想する」、「計画する」、「推定する」、「目標にする」、「想定する」などの言葉や類似した表現は、一般的に「将来見通しに関する記述」を示しており、かかる記述が発表された日付時点での見通しとなります。将来見通しに関する記述には、係争中または将来の環境賠償責任の結果または解決、規制当局による調査・審理・手続きの開始・結果・解決、訴訟の開始・結果・和解、当社の製品の需要または採用に影響する米国その他の管轄区域における環境規制の変更、各分野および当社全体について予想される将来の業務および財務実績、事業の計画・見通し・目的・目標・コミットメント、設備投資・投資計画および目標資本支出、配当または株式買い戻し計画、知的財産保護の十分性や長期性、コスト削減目標、収益性と成長を伸ばす計画、買収を行う当社の能力、買収した事業や資産を当社の事業へ統合する能力、予想される相乗効果またはコスト削減を達成する能力などが含まれることがありますが、これらはすべて相当なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の結果は、これらの記述によって明示的または黙示的に示されたものとは大きく異なる可能性があります。将来見通しに関する記述は、正確ではない、あるいは実現しない可能性のある将来の事象に関する特定の仮定や予想に基づいています。これらの記述は今後の業績を保証するものではありません。将来見通しに関する記述は、Chemours(ケマーズ)の管理が及ばないリスクや不確実性を伴うことがあります。さらに、現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが米国および世界の経済や商品・金融市場に大きな影響を及ぼし、当社の業績にマイナスの影響を与えており、今後もその影響が続くと思われます。パンデミックの全容とその影響は未知数ですが、現時点で金融・商品市場の極端な変動、経済活動の大幅な鈍化、世界的な景気後退予測の高まりなどがみられます。官民一体となった対応により、世界各地で渡航の大幅な制限、一時的な営業停止、検疫、株式市場の変動、消費活動や商業活動の全般的な低下などが発生しています。当社がコントロールできない問題が事業および業務に影響を及ぼしており、国内外の事業部門への社員の出張制限、社員の健康や福祉への悪影響、製品に対する需要の大幅減、顧客への商品・サービス供給の遅れ、サプライチェーンの混乱、ビジネスパートナーが被る悪影響、その他予測不可能な事態が生じたり、長引いたりする可能性があります。さらに、現時点でChemours(ケマーズ)が特定できない、または現時点でビジネスに重大な影響を与えるとは予想していないリスクや不確実性が他にもある可能性があります。こうした相違をもたらす、またはそれに寄与する要因には、2020年12月31日期のForm 10-K年次報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours(ケマーズ)は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる場合でも将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。

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出所:The Chemours Company(ケマーズ)