大切な共有資源の保護

水の管理とスチュワードシップを向上させる

私たちの近隣住民や周辺地域社会は、共有資源としての水資源を尊重して大切に扱うことを私たちに期待しています。ステークホルダーエンゲージメント活動からのフィードバックによれば、彼らにとって重要なテーマは、水質や化学物質の水への排出であることがわかっています。

水に関する2021年の概要

  • フッ素系有機化学物質(FOC)の水への排出量を2018年基準(ベースライン)から52%削減
  • Chemours(ケマーズ)の3箇所の製造拠点で7つのプログラムを完了。このプログラムでは、熱破壊の排出の流れを捕捉し、水流に吸収技術を利用し、製造工程で再利用するために回収プロジェクトを実施
  • ジョージア州のアメリア鉱山で水処理システムを改良し、プロセス水の水質改善、施設外排出量の削減、坑内水の98%の再利用とリサイクルを達成
  • フロリダ州の現地パートナーと共同で、洪水時の支援を実施したほか、湖水システムが健全なレベルを維持してレクリエーションが可能になるように処理済み廃水を提供

99%以上有機ふっ素化合物(FOC)の大気および水域へのプロセス排出量の削減

もう一つの大切な共有資源である大気の改善

私たちは、2030年企業責任コミットメント(CRC)目標の達成に向けて2021年中に大幅な進捗を達成し、有機ふっ素化合物(FOC)の大気へのプロセス排出量を2018年の基準(ベースライン)から34%(365メトリックトン)削減しました。また、複数の拠点で暫定プロジェクトや最終プロジェクトを追加実施しているほか、FOCプロセス排出量をさらに削減するために、利用可能な最善の技術や新しい技術の選択肢を探求しています。さらに、おそらく89%の削減を実現するために利用できる取り組みや既存技術をすでに特定しています。