Chemours(ケマーズ)の廃棄物目標チームは、実際的で費用対効果の高い廃棄物削減手法を用いて、各地域における改善努力を成功させています。また、同チームは、新しい廃棄物処理方法の評価も行っており、これには今後数年間の設備投資が必要になると考えられます。
2021年の廃棄物に関する概要
- Chemours(ケマーズ)の4箇所の事業所で廃棄物ゼロへの変革を遂行し、全ての事業所における廃棄物ゼロの実現に向けて取り組み中
- 当社製品の43%を、再利用またはリサイクルできる容器で顧客に出荷
廃棄物削減と持続可能な土地利用の取り組み
努力の成果もむなしく、複数の事業展開が原因となり2021年の埋立量原単位は2018年の基準(ベースライン)から増加しました。埋立量原単位は、削減プログラムの進展に伴って減少すると予想されます。
私たちはバリューチェーン全体での廃棄物削減にも取り組んでいます。顧客と協力して、リサイクルや再利用が可能な製品包装の代替品を研究・設計することにより、顧客の廃棄物フットプリント削減を支援しています。また、ベンダーと協力して複数の取り組みを行っており、その例としては、当社に送られてくる包装材の削減、埋立量原単位を引き下げる新しいプロセスや機器の開発、パレットやボックスなど廃棄物リサイクル量の引き上げなどがあります。
私たちの「土地利用・生物多様性チーム」は、土地利用に関する現在のアプローチを評価して、生物多様性をさらにサポートする方法を発見しまています。また、パートナーと協力して、再開発、持続可能な土地利用、生息地の復元と強化、当社社員や地域社会が利用できるオープンスペース管理などの機会も発掘しています。