「卓越した安全性」に関する2021年のハイライト
私たちの文化のコアバリューである「安全性へのこだわり」は、「責任ある化学」という私たちの理念に深く根差しています。私たちにとって、責任ある化学は、私たちの社員やバリューチェーン全体の関係者の安全と健康を重視することから始まります。
- 新型コロナウィルスへの対応、エネルギー効率および施設の安全実績に関して米国化学工業協会(ACC)から表彰
- 新たな企業安全性指標と主要な支援指標を導入し、安全実績のあらゆる分野で進捗を促進
- Ti-Pure™(タイピュア™)酸化チタン(TiO₂)の輸送に関してChemours(ケマーズ)の顧客に第1回優秀賞を贈呈:Marten Transport(プラチナ)、Freightworks Transportation & Logistics(ゴールド)
- 米国鉄道協会より5年連続で危険物の安全な輸送業者として認定
- 11箇所の施設がACCの優秀賞を、2箇所の施設が達成賞または名誉賞を受賞
- 安全衛生への優れた取り組みに関して、Chemours(ケマーズ)「安全性へのこだわり」コイン賞を6名の社員に授与
- 社員向けに20万時間の環境・衛生・安全(EHS)研修を実施(教室での授業およびコンピューター利用)
安全に関する事故をゼロにすることを目指して
私たちが考える「安全性」は身体的な安全性にとどまりません。それは社員の安全と幸福のうち情緒的・心理的な側面をも含んでいます。私たちはそれを「総体的な安全性」と呼んでいます。心理的な安全性が保証されない環境では、注意力が散漫になり、様々な失敗や細部への不注意が生じて身体的な事故につながる恐れがあります。「総体的な安全性」はその点を認識しようとするものです。また、全社員が安心して働くことができ、本来の自分を発揮することができるような環境を確保するという私たちの目標にも、「総体的な安全性」は一致しています。2021年には、追加的なトレーニング、サポートおよび開発を実施し、社員が総体的な安全を理解して日々の業務に取り入れることができるよう図りました。
また、安全目標についても前進があり、社員の安全実績、請負業者の安全実績および物流の安全実績が前年同期比で改善しました。プロセスの安全性、ティア1 パフォーマンスは前年同期比でわずかに上昇し、2030年の目標達成に向けて予定どおり進行しています。
Chemours(ケマーズ)は、全米安全協議会のCampbell Instituteと提携しています。この研究所は、環境・衛生・安全(EHS)のリーダーからなるグループであり、企業による優れたEHSの達成および維持を支援することを使命としています。Chemours(ケマーズ)2021年に同研究所から再認定を受け、2022年には再加盟の招待を受けました。私たちは、革新的な新しいEHS手法のベンチマーキングや開発に関して、引き続きコラボレーションを行っていきます。